第7回学校俳句交流会は2月4日(土)、江東区立八名川小学校を会場に行われました。
今回は、現代俳句協会会長の宇多喜代子さんを招いて、「俳句と子どもたちの未来」と題する講演をしていただきました。
宇多会長は、
「日本人は四季の移ろいの中に衣食住がある。先人の知恵があり、季節毎の行事の中に食すべきものなどがある(例えば冬至の南瓜など)。俳句も四季の生活に密着している。」
と述べられ、身近な生活を見直し、その中にあるものを大切にしようと話されました。
また、子どもたちに俳句を教える上でのポイントも示していただいきました。
例えば、子どもたちには具体的に俳句の題を示した方がよいとか、校庭吟行の勧めなど・・・
今後の子どもたちへの俳句指導への大きな示唆をいただきました。
また、参加者を対象に江東区学校支援課の小山正見先生による俳句の模擬授業が行われ、指導のイメージを作るのに大変役立ちました。