2012年12月14日金曜日

荒川区立尾久小学校 出張俳句教室 12月8日





尾久小学校は、俳句にとても熱心に取り組んでいる学校で、毎年二年生を中心に俳句教室を行っています。
この日、子どもたちは、校庭での俳句の種拾いを熱心に行い、たくさん俳句を作りました。
今年最後の出張俳句教室でした。

【作品】

 冬の空見上げて見るときれいだな

 うさぎがねこうていはしるどこまでも

 りんごはねおしりのかたちがおもしろい

 てつぼうでなんかいまわる雪風だ

 うんていはつめたいけれどともだちだ

 はつゆめでペンギンダンスおどったよ

2012年12月1日土曜日

足立区立千寿小学校 三年生 出張俳句教室 11月29日






足立区立千寿小学校は日頃から俳句に親しんでいるので句会形式の俳句教室としました。既に兼題「冬の空」「落葉」「手」の作品んができており、「りんご」「みかん」を持参して冬の句を加えて席題としました。
全体会の後の中休みには全校生が持久走の練習をしていました。
作品が揃ったところで、選句です。全員の選が発表され、採った人の感想、採らなかった人の意見を述べ合いました。

足立区立千寿小学校3年生の作品】

まっさおに近づいてくる冬の空

手のひらにどんぐりのせてにぎったよ

みかんがねこたつの上のはなびらび

手の中にかくした物は冬の風
 
冬の空校しゃの上のはたゆれる
 
いつのまにぼくのうしろにみかんの木
 
 

2012年10月29日月曜日

出張俳句教室 10月26日 足立区立古千谷小学校 5年生



 

 

房総・鋸南の野外教室で海や山の自然に触れ、

戻ったばかりの五年生たち。


それは、今日の俳句にも色濃く反映されていました。


校庭のねこじゃらしを指差して、男児に何かと問うと、


「えのころぐさ」と返してきました。


片隅の萩が印象的でした。




【俳句作品】

・どんぐりがコロコロ行くよ風の道


・りんごむくうずをまいてるすべり台


・秋の風良いこといっぱいもってくる


・きのこ達どこからでようこまってる


・いがいがの洋服を着たくり落ちる


・赤りんごにおいがさそうあまい国




2012年10月22日月曜日

根岸幼稚園「俳句でアート」

 
 
根岸幼稚園では、恒例の「俳句でアート 」の取り組みをしました。お母さん方と子どもたちでとても素敵な作品ができました。
 
 
 
 全体会
 保護者の皆さん
 かまぼこ板に俳句と絵を描きます
 作品の展示会
可愛い作品の一例
 
 
      【秀句】
 
 暗いから星のついてるサンダルで      
 
飛行船くじらが夏空泳いでる   
 
衣替えむちむち手足のぞいてる     
 
たけのこをむいたらそこにスカイツリー    
 
 しゃぼん玉我が子の笑顔ふくらんだ    
 
みかん花スカッと香る帰り道




出張俳句教室 大田区立萩中小学校5年生






大田区立萩中小学校の出張俳句教室(5年生)に行ってきました。

学校名に由来する赤白の萩の道。
この道を行くと自然園があり、ひょうたん池の周りで、子供たちは俳句の種をいっぱい拾いました。
【大田区立萩中小学校の俳句教室の作品】
花が咲くまるでこの道秋祭り

赤白の風でゆれてる萩の花

名月が夜空の中で泳いでる

秋の中静かに心とぎすます

イワシ雲でてきたでてきたおいしそう

校庭でボールが踊る秋の風

2012年10月20日土曜日

出張俳句教室 世田谷区立瀬田小学校3年生

 


 
 
世田谷区立瀬田小学校の俳句教室です。
教室の窓には大きなきんもくせいが咲き誇っていました。
緑に囲まれた校庭で秋空を仰ぎながら俳句の種拾いをしました。
昨年も実施した学年なので、たくさんのすてきな作品ができました。
 
 【世田谷区立瀬田小学校3年生の俳句作品】
 
みつけたよきんもくせいのいいにおい
 
いわし雲たいぐんつれてどこへ行く
 
いいかおりきんもくせいとかくれんぼ
 
赤とんぼみつめているよ一りんしゃ
 
赤とんぼとびまわるからぼくらしい
 
先生が今は長そで秋が来た

2012年10月14日日曜日

出張俳句教室 中野区立中野第五中学校






学校公開日の土曜日。保護者の方々、ご家族五歳の弟クンから八十代のお婆ちゃまも俳句作りに参加してくださいました。
二年生三クラス1時間目の全体会を終え2、3時間目と句作。 
最初の一句かなかなか出来ずにいましたが、後半戦で次々と作品が揃い、選句へ。 
時間が足りないほど白熱していました。
 
【秀句紹介】

廊下でねすれちがうたび林檎頬

りんごより赤く燃えてるマイハート

赤とんぼつかまえたくて追いかける

赤とんぼ故郷運ぶお母さん

夢いっぱいりんご切っても分からない

三日月に腰かけながら休もうか

赤とんぼ夕日の描く展覧会

赤りんご手の平サイズの太陽だ




秋の空頬を赤らめ君思う

2012年10月13日土曜日

出張俳句教室 渋谷区立中幡小学校五年生 10月12日

 

 
中休み、秋空の下でその校庭で色つきはじめた木々を眺めながら俳句の種拾いをしました。
 
【中幡小学校5年生の作品】
 
校庭の落ち葉が一人泣いている
 
秋の空ながめているよ永遠に
 
がちゃがちゃと森で合唱音楽会
 
赤とんぼ人さし指がこそばゆい
 
夜の闇すずむし十匹ないている
 
うろこ雲海の中から飛んでくる
 
 
 

出張俳句教室 中央区立月島第三小学校 5年生








月島第三小学校5年生の俳句教室でした。秋空にスカイツリーが聳え、大きなマンションが望める学校でした。りんごを持参して、秋の句とりんごの句を作りました。

 【月島第三小学校5年生の俳句】

少年の顔より赤い赤りんご

かぶりつく空と同じだ靑りんご

ハロウインだだけどカボチャは好きじゃない

リンゴどもはずかしがらず食われろよ

おち葉ふみ歩いていくよ学校へ

熟してないりんごたちはまだ学生





2012年10月9日火曜日

出張俳句教室 江戸川区立西一之江小学校3年生









【秀句】   

 秋の夜おふろのおんどさげないで     

 まどの外こおろぎたちのこもり歌    

天の川ダイヤモンドとまざったよ   

コスモスはわたしの中でゆれている   

おだんごにかさねる黄色お月さま    

 どんぐりがぼうしをかぶりたんけんだ   

 ゆずの実がきいろにそまってきぬのよう   

 カキクケコその中にあるかきのみだ

2012年9月26日水曜日

品川区立鈴ヶ森小学校での出張俳句教室 9月25日

 全体会


 
 【鈴ヶ森小学校3年生の作品】
 
夕日だなとんぼが黒になっている
 
一りん車こいでこいでと秋の空
 
名月をだれかが食べてなくなった
 
天の川二人のうんめい変わるかな
 
帰り道木の実を拾う少年だ
 
帰り道歩いていると靑みかん
 

2012年9月22日土曜日

江東区立越中島小学校での出張俳句教室




江東区立越中島小学校の俳句教室です。 
真夏を思わせるような暑さの中で、俳句の種拾いをしました。3年生ですが、俳句が盛んな学校で<
昨年のジュニア俳句コンクールでは学校賞を受賞しています。
次々にたくさんの作品ができました。
【江東区立越中島小学校3年生の俳句】
森の中きのこがひらくレストラン
一りん車ズラッとならぶ秋の空
赤りんご早く食べてとさけんでる
中休みエコスペースに赤とんぼ
とんぼさん目がねをかけてえささがし
赤とんぼ高さで勝負のぼりぼう

2012年9月16日日曜日

第9回ジュニア俳句祭

第9回ジュニア俳句祭 開会式
 挨拶する岩佐哲男江東区教育長
 表彰式
 講評する宮坂静生現代俳句協会会長

15日、江東区教育センターを会場に、第9回ジュニア俳句祭が開催されました。
ジュニア俳句コンクールの入賞者の方々をはじめ保護者や先生方約百二十名が会場を埋めました。

 大賞は

     試合終え男同士のかき氷 

        江東区立深川第七中学校 久保田恭平さん 

が受賞されました。
授賞式の後は、北大路翼さん、伊藤沙智さんの司会による参加者句会が行われ、12時半に閉会となりました。 




2012年9月15日土曜日

根岸幼稚園 上野動物園吟行

上野動物園吟行、全体会

 俳句指導

 象の銅像に乗りました

暑い日でした。サル山の前で



 【今日の秀句】    

サルやまはうえののおやまのようちえん     

くまさんにおみやげどんぐりもっていく   

 シロクマの小さな窓から秋見えた      

おさるさんひと足お先に紅葉顔        

ひつじさんからだホワホワ秋の雲      

白くまさんなんで白いの秋の雲


2012年9月14日金曜日

足立区立梅島第一小学校5年生の俳句教室




 

足立区立梅島第一小学校5年生の俳句教室です。
一校時は運動会の全体練習をしていて、太鼓の大きな音に迎えられました。 
校庭が天然芝で校門にはヒマラヤスギが松の木のように剪定されて見事なシンボルツリーが2本ありました。
校舎は歴史を感じる趣のある建物でした。 
中休みに校庭に出たり、廊下に並べられた夏休みの自由研究の展示を眺めたりして、俳句の種を拾いました。

【梅島第一小学校5年生の俳句】
アカトンボ肩にとまってくすぐったい

秋やさいいちょうぎりするお手伝い

校門のヒマラヤスギに秋の風

赤とんぼ風と一緒におどってる

友達の笑顔うれしい盆おどり

秋の日はなぜかおなかがすいてくる

2012年9月12日水曜日

第9回ジュニア俳句祭

第9回ジュニア俳句祭

児童生徒に俳句の楽しさを伝え、「俳句とともだちになろう」をテーマに、現代俳句協会ジュニア研修部では出張俳句教室などの諸事業を実施してきました。
その一環として江東区教育委員会の協力を得てジュニア俳句祭を開催します。
そこでは現代ジュニア俳句コンクールの表彰式ならびに若手俳人の司会のもと、ジュニアの俳句作品の鑑賞を中心とした句会を行います。
児童生徒の皆さんのご参加をお待ちしております。
 
日時:9月15日(土)10時~12時30分
 
会場:江東区教育センター
(東京メトロ東西線東陽町下車・徒歩5分)
    東京都江東区東陽2-3-6
 
お問合せは現代俳句協会までお願い致します。
電話03-3839-8190
   

足立区舎人第一小学校一年生での出張俳句教室





学校のお隣の「おに公園」に行って、俳句の種探しをしました。 
公園にはどんぐりがたくさん落ちていました。
蝉や蟷螂をつかまえたり、遊具に乗って空を仰いだりして種を探しました。 
持参したりんごの句と秋の句を作りました。
  
 足立区立舎人第一小学校一年生の俳】
 
すべりだいするするすべるあきのにわ
あかりんごぼくのことだけみつめてる
あかおににどんぐりみっつあげました
ねこじゃらしみんなくすぐりもういっかい
あきのくもぜんぶあつめてそらのうえ
あかとんぼはっぱのむしくいおにこうえん